シルバーウィークなので、高齢の親の代わりに叫んでみます
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ゆず吉です。シルバーウィークなのに緊急事態宣言発令中。出歩く人は少ないのでは?と思いきや、多かったですね。お彼岸に墓参りに行きたがる父をなだめて、お彼岸の1週間前にお墓に連れて行って正解でした。

今年、日本国内の100歳以上の高齢者は過去最高数となったそうです。敬老の日に敬意を表し、今日はこれまでゆず吉の両親がよくこぼしていた不満を代弁してみたいと思います。

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スーパーの自動精算機が使えません!

いつも行きなれたスーパーのレジが突然、すべて自動精算機になってしまいました。商品をスキャンすることはしてくれても、従業員が現金を触らずに済むよう、会計だけはすべて機械なのです。

病院も自動精算機を導入していますが、自分で操作できない人が多い想定なのか、機械の周りに絶えず係員が複数配置されております。自動精算機の前でどうしたものかと固まっていると、係員がすぐにやってきて助けてくれます。

コンビニは安心の有人レジですが、歩いていけない距離にあるため、わざわざバスやタクシーで買い物に行くことはありません。

現金払いの有人レジを!

家族用のクレジットカードを娘が作ってくれましたが、カードを自分で操作しないとならない店では使えません。

20年前はレジでカードを渡し、所定の場所に署名をすれば支払いができました。それと同じ方法であれば、かろうじて自分の名前を書くことはできるうちはクレジットカードでの支払いもできるはずなのですが、デジタル化がそれを許してくれません。しかも、店舗によって、カードを入れる場所や向きが違っていたり、パネルにサイン方式であったり、暗証番号であったりします。齢をとると、少しでも違うだけで大混乱してしまうのです。

追い越すときはゆっくり歩いて!

とにかく行動がゆっくりになります。膝も腰も痛いので、駅や通路など混雑した場所でもゆっくりにしか歩けません。

追い越すときにすごいスピードで突然後ろから出てくる人がいます。狭い通路で追い越せずにイライラして、後ろで舌打ちをされたり、「どけ、ばばあ」と言われたこともあります。

脇を通り過ぎる際に近すぎて、うっかり杖を蹴とばされることがよくあります。すいません、とは言ってくれる人も多いですが、たいていはそのまま通り過ぎていかれます。びっくりしてドキドキしてしまい、立ち止まることや、恐くて足がすくんですばらく動けなくなってしまうこともあります。

後ろからだけでなく、正面から歩きスマホでやってくる人も恐いです。どちらに避けたらいいのか考えている間に間に合わずに真正面まで来てしまいます。「どけよ」とか「ちっ」とか言われても、そもそも前を向いて歩かないあなたが悪いのではないかしら?

戦車のような巨大なベビーカーも恐いです。とっさに避けるという反応はできないので考えている間に目の前に迫ってきます。どうしたらいいかわからなくなって、たいていは正面で立ち止まってしまいます。

電化製品の操作が難しい!

電子レンジが壊れたので買い換えました。店に並ぶ中から、機能がいちばん少ないものを購入しましたが、それでも以前の電子レンジより機能が増えすぎて、どう操作したらよいのかわかりません。あたためることしかしませんので、「スタート」したらレンジの中の皿をじっと見つめて、頃合いと思うときに「止める」を押さずにいきなりガチャッと扉を開けます。壊れてしまうと娘に怒られましたが、どれが「止める」か覚えられません。

脚が弱ってくるので、キッチンに立つことも難しいです。配食弁当の毎日ですが、冷凍で届きますので、チンがないと死活問題です。温める一択しかない電子レンジがほしいです。

炊飯器も難しいです。水を入れる位置が難しいのです。3合炊きを持っており、1・2・3と数字は書いてありますが、目が悪くなり、よく見えません。どこまで水を貼ったらいいのか、とてもわかりにくいのです。1は1だけ、2は2だけの線にしてほしいです。

テレビのリモコンも、操作面上にボタンがたくさんつきすぎていて、うっかり違うところを触るとテレビが映らなくなってしまいます。テレビが見れない、壊れたから買い替える、と娘を呼び出しては、余計なところを触るなと怒られます。

優先席に座る方へ!

バスに乗っても席を譲ってくれない人が本当に多い。杖で体を支えて立っているのに、優先席の前に立っても譲ってもらえないことが多いのです。優先席でなくても座っている人が誰か一人でも席を譲ってくれてもいいのに、たいてい皆さん、下を向いて目をつぶっているか、スマホの画面に夢中です。

「座りたいならタクシー使えば」と言われたことがあります。そうおっしゃるなら、若い世代の住民税を高くして、年寄りに無料タクシーチケットを配給してください。喜んでタクシーに乗ります。

ゆっくり、はっきり、しゃべってね!

早口でしゃべっているつもりはないかもしれませんが、十分早口です。保育園児に話しかけるようなスピードであれば、よく聞き取れます。

イマドキの言葉は避けてください。ニュースを読み上げるアナウンサーのように、はっきりと、教科書にあるような言葉を選んでください。

バラエティーと呼ばれるテレビ番組は、若い人が多く、いっせいにしゃべったりしていて、全く聞き取れません。わぁわぁと言っているようにしか聞こえません。水戸黄門とか大岡越前とか、30~40年前の時代劇の再放送はよく聞き取れます。

書類を読んだり書いたりが大変なのです!

自治体や金融機関に出す書類など、本人が書かないとダメという書類はまだまだあります。字がかけるうちは頑張って書きたいものですが、どこに・何を書くのか、字が小さすぎて全く読み取れません。

もちろん老眼鏡は持っています。視力がどんどん弱ってくるので、すぐに合わなくなってきます。頻繁に買い替えるにはお金もかかるし、メガネ屋も遠くて一人では行けません。

書くときに隣に人がいて、助けてくれれば書くことはできますが、同居家族はいないので、期限がある書類を期限通りに提出することができないこともあります。

パスワードとか暗証番号とか・・・

暗証番号は覚えられません。電話番号や生年月日じゃだめだと言うので、ATMカードは銀行に返却してしまいました。

マイナンバーカードをもらうときはひどい目に遭いました。銀行で4桁の数字を暗証番号にすることはやったことがありますが、生まれて初めて「キーボード」なるものを触る人にアルファベットでパスワードを打てというのは無理難題です。誰もが普通に電子画面を操作できることだとは思わないでください。

もっと想像力を!

親がよくこぼしていたことを挙げてみましたが、同居するご家族がいらっしゃる場合であれば無用な心配もありそうです。行政も、コロナワクチンの予約騒動で思い知っていただけたのではないかと思いますが、すべての人がスマートフォンやPCを使えるわけではありません。接種券の内容がわかれば別居していても予約はできるでしょう?と言う方がいらっしゃいましたが、小さな字がたくさん並んでいる接種券の必要事項を高齢者が的確に電話で読み上げることはできるのでしょうか?

行政は「デジタル化で便利な社会に」と発信しています。もちろん、社会全般にDX化が進めば、離れて暮らす親の介護にも便利なことがたくさん増えてくると思います。例えば親の通院時にビデオ通話で家族が診察に参加し、医師の説明を一緒に聞くことができれば、通院介助をお願いするヘルパーの心理的負担も減ると思います。その反面、デジタルの加速化についていけない親の日常を見ていると、大いに疑問もあります。100歳でも自らPCやスマホを操り、孫やひ孫とビデオ会話もできるお年寄りもいらっしゃるかもしれませんが、20年前の時点でデジタル化に全くついていけなくなったゆず吉の両親のような例もあります。

TOKYO2020 パラリンピック効果か、新聞やテレビでは社会的弱者にも優しい社会の実現を叫んでくれています。大変ありがたいことですが、デジタル化が進むほどどんどん困る人たちもいるということも忘れないでください。介護を知らない人が考える高齢者にもデジタル化は本当に便利でしょうか?ぜひ想像力を働かせて、介護離職をせずに離れて暮らす親の介護ができるような、本当に便利なデジタル化を実現させてください。そして、高齢者やデジタル難民にも優しい超アナログサービスの併用もぜひ忘れずにお願いいたします。

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