別居の高齢の親、詐欺対策は万全?

シングル&一人っ子で週末ごとの通い介護を続けるゆず吉です。投稿に少し時間が空いてしまいましたが、資格試験に挑戦中でして・・・歳のせいか、記憶力が20代よりはるかに悪くなっており、一夜漬け・・・ならぬ、一か月漬けの試験勉強と、終わった後の脱力感で、すっかり抜け殻のようになっております。

そんなこんなで忙しい中、今年(2019年)の5月20日、実家で一人暮らしの父のもとに怪しいハガキが届きました。

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「訴訟」を匂わせる怪しいハガキ

写真画像は本物です。受け取った父はもちろん、大慌てです。

見るからに怪しそうですが、受け取った日が5月20日、ハガキにある期日は翌日の5月21日。

慌てふためいた父は、まずはゆず吉に電話をくれました。父の話を聞いて思わず笑ってしまいましたが、「訴訟」という不穏な文字を連発する文書に、どんなに頭がしっかりしている高齢者でも慌てふためくものだと実証されてしまいました。

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ハガキを検証してみる

実はこのハガキ、2年ほど前に、母にも届いたことがありました。そして、なんと、今回は、父あてではなく、ゆず吉あてに届いたのです。ゆず吉も高齢者の仲間入りということでしょうか?

住所は法務省で、実在します。住所は本物です。電話はかけておりませんが、同じハガキを受け取られたと思しき皆様が似たような「笑える~」という内容の投稿をしておりますので、電話をかけたらどこにつながるのかの結果は得られませんでした。

内容は・・・ 明らかにおかしいです。突っ込みどころ満載な文面です。それでも、高齢者が突然受け取れば、大きく動揺することでしょう。

そこで、なぜ、ゆず吉あてなのかを考えてみました。なぜ、家を出て長いゆず吉に届いたのか?住所氏名や電話番号などの情報がなければ、詐欺電話や詐欺訪問などもなくてすみます。できれば根元から断ちたいものです。

まず思い当たるものは、小学生から高校生まであった生徒名簿です。今のような個人情報保護法などはなかったため、全校生徒全員の住所一覧が名簿になり配布されていました。それがどこかに出回ったことは大いに考えられます。現に、5年ほど前、オレオレならぬ「あたしだけど」電話が実家にかかってきたことがありました。同様の電話で実害が出たという例をのちに同窓生から聞いたこともあります。

しかし、高校の名簿であれば、ゆず吉の年齢はわかるはず。働き盛りの50代半ばがこのハガキにひっかかるとでも思ったのでしょうか?それとも、中高年女性だからなめられたのでしょうか?

法務局では?という疑い

ゆず吉は、マンションを所有しています。もう20年近く前になりますが、登記の際、実家住まいではなかったものの、何かの理由で住民登録を一時実家の住所に戻しておりました。そのため、マンションの登記は実家の住所でした。

今、実家に終日いると、不動産屋からの電話が頻繁にかかってきます。その半分がゆず吉あてです。不動産登記情報は、法務局にあります。登記簿は非公開ではなく、誰でも閲覧ができるため、法務局で不動産の所有者の住所氏名情報は簡単に入手できますし、そうした情報を集めて販売している業者もいるようです。

登記上の住所変更は罰則規定がないため、変更の手続きをすることもなく放置しがちですが、ゆず吉は実家へのセールス電話や訪問がないよう、登記後1年以内にはきっちり変更した覚えがあります。しかし、変更前の所有者住所を取得され、それが出回っている可能性は否めません。

同じハガキを受け取った母も、20年ほど前に実家の一部を取得し、登記を行っております。父は、コンピュータが世に発明される前から所有者です。

もちろん断定はできませんし、勝手なゆず吉の想像ですが、今回のハガキは、登記簿から集めた不動産所有者の住所氏名あてにばらまかれたハガキではないかと推測しております。

「俺の家」をもつ親かどうか

法務局の所有者情報駄々漏らし状態には腹も立ちますが、今の法律では非公開にすることはできませんので、情報は出回るものだと思って対策をとるしかありません。

親に「俺の家」があるということは、登記された(所有する)不動産があるということです。一定の資産を所有し、まったくないということはないだろうという推測のもとに、詐欺電話や郵便が送られるものと思われます。

その時に、親はうまく切り抜けられるか、対策は万全でしょうか?

じゃあ、どうする?

ゆず吉・父は、ありがたいことに、すぐにゆず吉に電話をかけてきました。動揺しておりましたが、丁寧に説明し、テレビでよくみる詐欺であること、心配であれば近くの交番へハガキを見せにいくこと、そこまで歩けなければ隣近所の誰かを探して助けを求めてみること、と話し、納得してくれました。

親が遠くで別居であれば、すぐに助けることはできません。気づくことが遅れることも多々あります。親が助けを求める先が家族でなくても、助けを求める先があれば、詐欺電話も詐欺郵便も防ぐことはできるはずです。相談相手はケアマネジャーでもヘルパーでも、セコムなどの見守りサービス業者でもよいのです。

ほんとうの「安心」は、ここにあります。セコム・ホームセキュリティ

何があっても、一人で解決しようとせず、すぐに誰かに相談するよう、繰り返し伝えてあげてください。日ごろの備えで必ず防げます。

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