高齢者に難しすぎるゴミの分別

先週末も、から元気を振り絞って中距離の親の元へ通ってまいりましたゆず吉です。ようやく余裕ができたせいか、一人暮らしとなった父の日々の生活に目が行くようになりました。母が施設へ住み替え、父が一人暮らしとなってからずいぶん経ちますが、細かいごみの分別ができていなかったことにようやく気が付きました。

自治体によるとは思いますが、父の住まう地域は、ゆず吉のいる東京都区内より資源ごみの分別種類がずいぶんと細かく、管理人がいるマンションと違い、一軒家しかない地区のゴミ出しは、ゴミ出しルールも大変厳しいものでした。

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字が小さくて見えないマーク

まずは言いたい。パッケージのリサイクルマークはなぜあんなに小さいのでしょう?あれでは、目が悪くなった高齢者には判別不能です。

それにもかかわらず、行政の分別ルールは厳しくなる一方です。しかも、一人暮らしであれば、基本的に、誰からもお手伝いはしてもらえず、自力で分別し、ゴミを出さなければなりません。

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PETマークとプラマーク

最近は、液体が入ったプラスチック容器が増え、外側のプラスチック製ラベルをはがすと、ペットボトルのようにしかみえない容器もあります。ゆず吉でも迷うこともあるくらいです。いったんラベルをはがしてしまうと、容器はPETなのかプラなのかわからなくなってしまいます。それどころか、字が小さくて見えないために、どうしてもPETにしかおもえないこともあります。

そのようなプラマーク容器をPETに分別すると、町内のゴミ当番に分別が間違っていると苦情を言われます。言われても、ゆず吉・父は、何が違うのか理解もできません。

ゴミ出しヘルプ

それでは、高齢者一人暮らしの家のゴミ出しは、誰が分別を助け、誰が正しいゴミの日に出してくれるというのでしょう?

介護保険では朝のゴミ出しだけのサービスはありません。分別のヘルプはしてくれるかもしれませんが、ゴミ出しをする日ではありません。また、どのくらいの頻度でヘルパーのサービスが入っているかにもよるでしょう。違う目的で来ていただいているサービスの日に、ひたすらゴミの分別だけをお願いすることはできません。

まれに、テレビなどで、地方の行政がゴミ出しボランティアが活躍し、成功している例を見聞きしたことはあります。が、しかし、ここで少し考えてみてください。珍しいからテレビで取り上げてくれるのです。

行政のECO対策は高齢者をとりこぼしている

一人で暮らす高齢者は、一人でできると思って暮らしています。そういう高齢者には、行政の介護サービスも、要支援であったりなど、低い介護認定のはずです。余計な手出しをせず、できることは自分で行い、必要な部分だけ手助けしましょうというのが介護保険のサービスです。

ところが、どんなに一生懸命やってみても、分別が違うと言われてしまうと、とても傷つきます。何度教えてもらっても、もう新しいことや、細かすぎることは覚えられないのです。懸命にラベルを確認しながら分別しても、わかりにくい容器だって多いのです。

ゴミは毎日のことですし、表面的に親切なご近所様でも、やはりゴミの中まで助けてはくれません。 しかも、一人暮らしで、家族が頻繁に行けない遠距離であれば、ゴミがうまく出せないのはやむを得ないのではないでしょうか。 難しいことを前提にした対策を考えてくれてもよいものだと思います。

メーカーの皆様、容器に工夫を期待

ラベルをはがしたら、大きな字でPETやプラマークが容器に書いてあれば、ずいぶん楽になると思います。

透明な容器はPETで、色のついた容器はプラ、という区別もありがたいです。

行政はサービスで工夫をしてほしいですが、メーカー側でも高齢者対策として、視力が悪くても、軽度認知障害の状態でも、一人で正しいゴミの分別をできるような容器やラベルの工夫をしてほしいです。そうした工夫は、メーカーの社会貢献につながるのではないでしょうか?

じゃあ、どうする?

行政も助けてくれない、近所もそこまでは助けを求めることはできない、そして今のところ、容器だけでの判別は難しいとなると、たまにいく家族がたまったゴミの片づけに時間を費やすしかありません。

分別間違いを数度指摘されて、すっかり自信喪失してしまったゆず吉・父は、プラ系のごみをゆず吉が行くまですべて台所の流しの周りに積むようになってしまいました。父・母のダブル介護がシングルに減った分だけ時間ができましたので、父のゴミ仕分けをする時間もとれていますが、自信喪失した分、父の行動が狭くなったように思えるので、少し心配です。

お住いの地域によっては、ボランティアサービスなどもあるかもしれません。自信を失い、行動しなくなると、その分、身体も頭も動きが鈍くなってしまいます。 たかがゴミですが、遠距離介護者はどうしても細かいところに気づくのが遅れます。次に行ったときには、ゴミ周りやゴミが原因でのご近所トラブルも注意して見てあげてください。

そもそも、早いうちに家事に慣れていれば、視力や知力に不自由が出てきた際でも、こうしたゴミの分別にとまどうことも少ないだろうと思います。それには、家事をしないお父さんの家事能力を鍛えるしかありません。手遅れにならないうちに、家事能力をアップさせるようにがんばりましょう!

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