防ぐのは難しい高齢者の転倒と骨折

久しぶりの投稿となってしまいました。連休はネット環境のない実家暮らし。令和元年を祝うこともなく、連休で楽しそうな人々の様子をテレビで見ながら、そう遠くない将来になくなると思われる実家にある大量の荷物の断捨離に励んでおりました。

そんな連休も終わり、やれやれと思ったところで・・・ 父が転倒し、骨にひびがはいってしまいました。

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つまづく

筋力が低下してくると、頭の中では20年前の自分のつもりで歩いていても、思ったほど足があがらず、つまづくようになります。それどころか、障害物もない平らなところでつまづくようになります。

つまずいても、転倒せずに持ちこたえることができる筋力があるうちは安心ですが、怖いのは、骨折です。また、筋力が追い付かずに持ちこたえようとした衝撃だけで骨折することもあるかもしれません。

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転倒する

声をかけられて、振り返ったり、身体の向きを変えようとしただけでバランスを崩し、 転んでしまうこともあります。

そこに白内障や視力の低下が加わると、障害物との距離感を見誤って、転倒することも出てきます。

つまづいて転ぶのはよくあることですが、障害物もないところでつまづいて転んでしまうようになると、介護者の側も自由に歩かせるのが不安になってしまいます。

そして、高齢者本人も怖くなり、だんだんと足が上がらなくなり、歩くときに探るようにすり足になってしまいます。こうなると、ますます脚の筋力が低下してしまいます。

骨折の原因

高齢者の骨折の主な原因は、骨がもろくなってしまっていることがあげられます。老化により骨量が減り、骨の組織も弱くなり、骨折しやすくなっています。骨は骨折しない限り痛くも痒くもありませんので、いわゆる骨粗しょう症という病気を発症していたとしても自覚症状もありません。

体内にあるカルシウムのほとんどは骨の中にありますが、実は血液中にも一定の濃度でわずかに含まれています。血液中のカルシウムは、実は生きていくためになくてはならない重要な働きをしており、老化などの原因で血液中のカルシウムが減ってしまうと、骨のカルシウムを溶かして補充することで血液中のカルシウム濃度を一定に保っています。人体の不思議ですね。

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高齢となり全体的な食事量が減りカルシウム摂取量が減ってしまったり、内臓機能が低下して摂取したカルシウムがうまく吸収できなくなったりすると、骨の中にあるカルシウムは、ともすると減る一方となります。

骨折予防

とにもかくにも、カルシウムの摂取です。でも、それだけでよいかということでもありません。

つまづいたり、転んだりすることを防げるような十分な筋力をつけることです。また、振り向いただけで転んでしまうことのないよう、バランス感覚も鍛えておかないとなりません。つまりは、運動です。若い人ですら運動しなさいと言われるのですから、同じことですね。

また、たまにはゆっくり外をお散歩して、お日様にあたることもよいようです。骨にカルシウムを定着させるビタミンDの働きの助けになるといわれています。

転倒予防

骨折の原因が転倒にあるとすると、家の中にある危険な障害物を取り払ったり、手すりをつけて歩きやすくするなど、工夫をしなければなりません。室内や足元も明るく照らしてあげることも大切です。

一度でも老人ホームなどの施設を見学しておくと、手すりの位置や高さなど、洗面台、トイレ、など、どのような設備が高齢者にとって便利なのかがよくわかります。ゆず吉家は、その設備を見て、古い実家のリフォームをあきらめ、限界手前で高齢者用施設に住み替えることを決断できています。

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じゃあ、どうする?

ゆず吉・母は運動が大嫌いでした。シミができるからと、陽に当たることも嫌がっていました。人に会うのが嫌で、部屋に閉じこもっておりました。まだ介護度が軽かったときにどうにか運動させようと、ケアマネジャーさんもいろいろなデイサービスの提案をしてくれましたが、まったく何もせず、座ったまま動きません。歩けなくなるのは早かったです。骨もスカスカでした。

ゆず吉・父は、歩けなくなるのが怖くてならないようで、膝関節が痛くてたまらないのに、歯を食いしばって歩いています。デイサービスは、トレーニングマシンがたくさん置いてあるジムのようなサービスへ通っています。毎日200ccの牛乳とヨーグルト、午前と午後の日光浴、そして週に一度のジムでの運動は欠かしません。ビルの中でPCの前にばかりいるゆず吉よりはるかに健康的な生活です。

高齢者の転倒や骨折を防ぐ努力をしても、転ぶときは転ぶし、折れるときは折れるのです。それでもゆず吉・父に、出歩くな、とは言えません。幸い、90近い年齢ではありますが、今回は骨折ではなく、ひびですみました。骨折より治りも早く、介護者にとっても世話が少なくなり、助かります。確実に、日々積み重ねた努力が報われている証拠です。

防ごうと周りで何をしたとしても、結局は本人の気持ち次第ということなのでしょう。

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