使うこともないから解約しようと思った矢先に利用した高齢者見守りサービス

シングル&一人っ子で週末中距離介護中のゆず吉です。

終の棲家見学へは出かけたものの、夫婦そろって住み替えの決心ができなかったゆず吉両親でしたが、その後どうしたでしょう?結局、母は施設へ、そして父は頑固一徹「俺の家」で一人暮らしをすることとなりました。

その母の施設入居のきっかけは入院したでしたが、その入院はかなりのドタバタ劇でした。そして、そのドタバタを助けてくれたのが、ずいぶん前に入れていたものの、一度も利用することもなく、解約してしまおうかと思っていた、高齢者見守りサービスだったのです。

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緊急事態での「判断」

母の身体に表れた異常をヘルパーさんがケアマネジャーに報告し、ケアマネジャーさんから仕事中のゆず吉に電話が入りました。すぐに同居している父に様子を尋ねようと電話したところ、異変は特に感じないと言います。全くあてにはなりません。ヘルパーさんも次のケアへ向かう時間ですし、ケアマネも別のお宅を訪問中です。そしてゆず吉は2時間の距離にいます。

そこで、やむをえず、年にほんの数度しか会わないであろうご近所様を頼りました。その近所様がゆず吉に電話で言うには、本人は、明日行くから今日はもういい、と言います。 ご近所様は、放置してもよいものか判断ができない、と。

「判断」。

父は判断できません。ご近所様はどうやら判断をしたくないようです。さて困った。

そこで思い出しました。こういうときのために、高齢者見守りサービスを入れていたのでした!

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高齢者見守りサービス

老老住まいであったり、独り住まいである高齢者家庭用に、契約により、様々な種類の見守りサービスがあります。

月に何度か担当員が訪問する
家の中の動きに異常がないかをセンサーで感知する
電話やメールを活用する
カメラを設置する
配食サービスなどの宅配を利用する
必要な時だけ要請でサービスが受けられる
行政の提供するサービス

主なものだけでもざっとこれだけの種類があります。

費用は?

それこそ、ピンからキリまでいろいろあります。その料金差は、サービス差と並行しますが、サービスの種類がそもそも異なりますので、料金は比較のしようもありません。また、サービスが同系統であれば、料金に大差はありません。それでも、ざっくりひとまとめに見守りサービスとして考えると、おおよそ月額500円から3万円くらの差はあるでしょうか。機器を使用するものは、別途、導入時の機器設置費用として、初期費用がかかる例が多いです。

おそらく一番安価なものは、行政の提供する見守りサービスでしょう。検討するにあたり、まずはたたき台として、一番安価なところからスタートし、その内容が希望するものであるかどうか、親の性格にあったものであるかどうか、自宅のタイプに見合ったものかどうか、自分はどう関与できるのか、様々な点から考えてみるとよいでしょう。

資料請求、検討

最初の一歩、まずは資料請求から

導入のきっかけは、施設見学よりさかのぼること3年くらい前だったと思います。母が夜間に体に激痛を覚え、助けを求めた父は耳が遠くまったく聞こえず、電話をかけようとしても身動きもとれず、痛みと戦う一晩を過ごしたことでした。後日、これは胆石が暴れたことによる痛みだったことがわかりましたが、助けを求めようとしてもその手段がなかったことを重大に受け止めました。

施設同様、知らないと始まりません。そのときも、資料請求から始まりました。

ゆず吉実家の地域は、行政による見守りサービスは、月額500円です。ただし、「信頼できるご近所様」を自力で探し、そのご近所のご自宅にホットラインで結ぶ無線のようなブザーを設置する、というものでした。昨今、65歳以下のご家庭はほとんど外へ働きに出ていて昼間は無人です。政府の推奨する「地域で高齢者を見守る」作戦は、別途政府の推奨する女性活躍という名の専業主婦や退職直後の世代にも仕事をしてもらい税収や社会保険料収入を上げる作戦と相反しています。

しかも「人の手は借りないっ!」という母ですので、安くても、ご近所様を頼ることを前提とする行政サービス案は検討すらできません。すでに認知症の初期だったのかもしれませんが、人に訪ねてこられたくない母の性格から、訪問型や宅配型も、検討から外しました。

また、夫婦二人暮らしですので、それなりに歩ける父が家の中をうろうろします。したがって、一人暮らしであれば有効なセンサータイプは活用できません。

親はメールは使えません。家族と電話といっても、平日はゆず吉と親の生活時間は合いませんし、電話がきたとしても、代わりに救急車を呼ぶくらいしかできません。救急車を呼んだところで、戸締りは?など、気になることも多くあります。

こうした消去法で、要請でサービスが受けられるタイプを導入することにしました。

契約&設置

必要なときだけペンダント型のブザーを押せば簡単に緊急要請ができ、速やかに駆けつけてくれ、本人に代わって救急者を要請し、救急隊員にかかりつけ医や持病、常用薬などの申し送りを行い、救急車を見送った後は、預けている鍵で戸締りを行い、遠方にいるゆず吉に報告をくれるというサービスです。

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契約は、ただお金を払ってサービスを開始する、というだけではありません。家の間取り、窓の施錠方法、普段親が寝ている場所、かかりつけ医や持病、処方箋情報など、大量の個人情報を預けることになります。まるでケアマネジャーとの初めての打ち合わせのような、非常に詳細な内容を話し合う契約手続きでした。さらに、ご近所様が嫌がった家の鍵も、きっちりとした契約の下で預かってもらえます。

じゃあ、どうする?

高齢者だけで導入を決断し、煩雑な契約手続きや、導入時の機器設置を乗り越えていくには、かなり困難です。サ高住や施設へ住み替えるなどで必要なくなれば中止をすればよいだけです。

自宅の売却や住み替えを躊躇され、老老や高齢者一人での自宅住まいが長くなりそうな場合は、親本人がいろいろな判断をすることができるうちに導入するのが親にも一人っ子にも一番スムーズな方法です。

さて、ゆず吉・母。嫌がる本人を無視し、ご近所様にブザーを押してもらいました。駆けつけてもらったサービスのお兄さんは、電話での状況判断から救急車の要請を行ってから駆けつけてくれたため、救急車を従えて駆けつけれくれました。結果として、命にかかわる状態だったとかで、救急搬送は大正解だったことになります。駆けつけ以外にも電話相談などのサービスはあるものの、母が全く使わないので解約してしまおうかと思っていたところでこのドタバタ劇でした。入っててよかった・・・を実感した次第です。

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