突き返された母の日ギフト。高齢になりすぎると、父の日・母の日のギフト探しに悩みます

シングル&一人っ子で往復4時間、週末ごとの通い介護中のゆず吉です。

そろそろ母の日の広告が目につき始めました。今年は母の日ギフト探しに悩む必要はありませんが、介護度が上がるにつれ、ギフト探しにとても悩むようになってしまいました。

かつて母に認知症予防のための大人用の計算ドリルや、字をなぞる写経本を贈ったことがありましたが、「こんなの、いらない」と突き返されたことがあります。思い返せば、認知症が出始めた時期だったと思います。時すでに遅し、予防ドリルはもう10年早く贈るべきでした。

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不評だった一般的な母の日ギフト

その時期を境に何を贈っても興味や反応が薄くなるか、批判的になってしまい、 それでもプレゼントはうれしいらしく、イベントごとのギフトは欠かせません。 贈り物には本当に悩まされました。

花を贈ると、「なんだ、花か」

お菓子を贈れば、「口の中がもそもそするからいらない」 高齢になると唾液が少なくなるので、確かにそうかも。

鍋セット食材を贈れば、いつまでも放置。キッチンに立っていられないし、調理もしなくなっている。

酒は、もともと、飲めません。

お茶は、「いらない」 尿漏れやトイレに間に合わないなどの排尿トラブルが始まってから、失禁が怖くて水分を控えるようになっていました。

大きな字の読み物の本を探しても、「字が見えない」 思った以上に白内障と老眼がひどいことがよくわかりました。

服は好き、でも、「着ていくところがない」と、いじけます。

果物も好き。でも、両親ともに、包丁を使って果物の曲線にそって皮をむく、という複雑な動作ができなくなっていたため、誰かにむいてもらわないと食べることもできません。果物は週に一度、ゆず吉在宅時の限定食べ物でした。

洗うだけで食べることができるイチゴならいいかと思えば、種が入れ歯と歯ぐきに挟まり痛いと言います。歯が悪いのでリンゴも皮がついたままでは食べることはできません。みかんなら自力でどうにか皮をむけますが、季節が限定されますし、最後の2年は袋から身を出して細かくしないと口にできませんでした。喜んでもらえるものを探すのは、本当に難しかったです。

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喜んで使ってくれたもの

お香。お仏壇用ではなく、リビング用の香りがよいもの。ただし、火を使わないとならないため、マッチやライターなどが使えるうち。

ひざ掛け、肩掛け。これなら家の中で座ったままでも使えます。ボタンがついているものは遅かれ早かれ使えなくなる日が来るため、高齢であるほど、マジックテープ式がよいです。

マジックテープで留める肩掛

レッグウォーマーは、予想外に好評でした。女性は特に足元の冷えを訴える人が多いかと思います。安いですし、洗濯機で洗える素材で、ズボンの上から簡単に着脱できるゆるゆるなタイプのものを、洗い替え用として数セットあれば介護者にも便利です。

遠赤外線 あったかレッグウォーマー

靴下。これは、どれだけあっても困りません。季節を問わず、父の日・母の日、敬老の日、クリスマスプレゼント、手土産、何かと便利なギフトとなりました。セールの時に買いだめしたものを、小出しに手土産にしたりもしました。

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「あゆみ」シューズ・外出用。唯一の外出は病院ですが、循環器が不調になると、足のむくみがひどくなり、靴に足が入らなくなります。履物がないから、外出できない、と泣いたこともありました。入院中の院内履きや、施設での室内履きなどは、お安いものもいろいろありますが、おしゃれを気にしたり、それが楽しみでもある方には、足がむくんでもしぼんでも調節できる、見栄えもよい靴を欲しがります。探すのは難しかったです。

高齢者おしゃれシューズ「あゆみ」公式ストア楽天市場店

こちらの靴はかなり気に入ってもらえたため、時期を変え、色と形が違うものをプレゼントをしたこともありました。

あとあと便利だったもの

両脇がファスナーで全開できるズボン。足元にファスナーがついているズボンはよく紹介されていると思いますが、両脇が開閉できるズボン、特に、足元開閉ではなく、股上開閉がよかったです。本当はファスナーではなく、最後まで自分で服を着ることができるマジックテープのほうがよいのですが、残念ながらテープで全開できるズボンは探せませんでした。テープがほしい場合は自分で作るしかないようです。そこで、街のお直し屋さんに今あるズボンをリフォームできるかどうかを尋ねてみましたが、「たまに聞かれますが、結構高くつきますよ」と言われてしまいました。

両脇全開スウェットパンツ ネーム刺繍無料

巻きスカート、ただし、ウエストはマジックテープで留められるもの。母が施設で、まだ車椅子からトイレ、トイレから車椅子へ、自分の足でかろうじて立ち上がり、移乗することができたときのことです。自分でパンツとズボンを下ろしてトイレを済ませた後、一人でパンツとズボンを上げることができず、かといって、下半身丸出しのままヘルパーを呼ぶことはプライドが許さず、そんなときに腰に巻き付けておくことができる巻きスカートであれば自分でも簡単に下半身を隠せるため、役に立ちました。これも売っているものでは見つけられず、パレオや、ただの長方形の布を買い、自分でマジックテープを縫い付けました。ズボンと違い、これなら直線縫いでテープを取り付けるだけですので、5000円のミニサイズミシンでもなんとかなりました。

送料無料のコンパクトミシン

お役に立てれば幸いです

一人っ子の遠距離介護対策とは少し話題がそれましたが、ゆず吉も、母が喜ぶものをネット中ずいぶん探し回った経験がありますので、母が嫌だといったもののほか、喜んで使ってくれたもの、本人が喜んだかどうかは微妙でもゆず吉があとあと便利だったものを書き出してみました。

幸いなことに、口に入るものを何でも喜んで食べてくれる父にはギフトで悩むことはありませんでした。それもこれも、まだ、自分で食べることができるおかげですが、この先介護度が進んでくると、やはり靴下くらいしか贈るものがなくなってくるのかと思います。

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プライドが高く、シンデレラ志向のゆず吉母が喜んだもの。同じようなタイプのご両親へのギフトに悩む方の探し物に少しでも参考になれば幸いです。

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