高齢の親が持つ携帯電話とクレジットカード、介護が始まった時に困らない工夫

シングル&一人っ子で週末中距離介護中のゆず吉です。

つい半年ほど前のことです。つまり、介護突入10年以上たってからのこと。問題発見のたびに少しずつ片づけ、母のお金に関わる解明は済んだと思っていたら、知らない引き落としが!デパートのポイントがたまるクレジットカードの年会費でした。確実に2年以上はデパートになんて行っていないし、この先ももう行くことはないのに、お金が支払われてしまいました。

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カード会社は平日しか対応してもらえない

まずは週末に母の部屋を探索し、かろうじてカード本体を探し当てました。早速解約しようと電話をしたところ、平日のビジネスアワーのみしか受け付けておりません。そこで、仕事の昼休みに電話をかけてみたところ、「本人でないと解約できません」とのこと。母は施設におりますし、会話もおぼつかない状態なので、一人で電話をかけることはできません、と言ってはみたところ、では「ご本人様とご一緒の時に電話口までお願いします」とおっしゃいます。仕事を休まないと平日に施設へ行けないので週末ではダメかと尋ねてみましたが、「では、行かれたときにあらためてお電話ください」。

カード会社により対応は異なるとは思いますが、今回の例では、本人の申し出がない限り、解約届を郵送してもらうこともできませんでした。

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携帯電話も個人情報

遠距離であればこそ、携帯電話も必需品です。ゆず吉の両親も、フィーチャーフォンではありますが、それぞれが電話を持っておりました。

介護状態が進むと、悲しことに、電話をかける・受けるというボタン操作もだんだんできなくなります。そして、携帯を持つ必要がなくなってきます。思い出の品として、電話番号を生かしたまま大切にとっておきたい方もいらっしゃると思いますが、予想以上に長引く母の介護にとてもお金がかかり、使わない電話に高い費用は払えないと決断。ところが、クレジットカード同様、解約は本人でなければできませんし、一番安い料金プランを変更しようと思っても、その変更すら本人でなければできません。

じゃあ、どうする?

今や1枚や2枚のクレジットカードをお持ちだと思います。気を付けなければならないことは、解約は、本人または成年後見人でないとできません。特に年会費がかかるカードをお持ちの場合、注意が必要です。そして、最後までクレジットカードを手元に残したい場合は、年会費無料のカードにすることをお勧めします。また、カードを解約前に、カードから引き落としになっている光熱費や電話代等がないかどうかの確認もお忘れにならないようお気を付けください。

携帯電話は、お金を管理する家族、つまり、一人っ子であるあなたに譲渡、いわゆる名義変更をしておくとよいと思います。そのうえで、各携帯会社では、契約者と利用者という2人の名前の登録が可能です。一般的には、親が子供に持たせる携帯を想定しているのでしょうが、子供が契約者、親が利用者、とすればよいでしょう。契約者であれば、ネット上で料金プランの変更等も行えますので、使用頻度によって、変更を加えることができます。親がお元気なうちはきちんと請求して払ってもらってください。相続税対策にもなりますので、親の費用は親の家計から減らしていくとよいです。これも事前に話し合っておくべき準備かと思います。

携帯電話の「譲渡」の手続きは、仮に本人が自由に動けなくなっていても、委任状を持参することで手続きをすることができます。つまり、親がご自分の名前が書ける状態であれば、手続きを行うことができます。譲渡の手続きに必要な書類は、各携帯会社にご確認ください。

突然介護が始まると、目の前には問題が山積み。仕事を続けながら、中距離や遠距離を通いながら、二人の親の家事雑事も、自分の家事雑事も、一人でこなさなければなければなりません。身体的にも精神的にも、そして時間的にも、ゆとりがなくなります。一人っ子の介護負担を少しでも減らすには、お元気なうちに親の協力がなくてはなりませんが、これが一番の壁かもしれませんね。

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