一人っ子介護突入の前に ~ 親のお金事情を知る
何にいくらかかるか、ではなく、いくらあるから何ができる、を考える

シングル&一人っ子で週末中距離介護中のゆず吉です。

往復4時間の実家に週末ごとに通うこと、10年が過ぎ、はや11年目。自分の生活は、自分のものではなくなり、親にかかる出費も増え、逃げようとしてもどこへも逃げられず、 本当に楽しくない10年でした。

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準備って、なに?

できる準備はある、

と繰り返しました。そうです、あると思います。

ただ、その準備には、すべて親の理解が必須です。準備の前に、準備がいるのですね。ゆず吉は、ここでつまずきました。

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老いを受け入れられているか?

まずは、老いを認めてもらうこと。そして、家族が少ないのだから、家族以外の人の手を借りることを受け入れてもらうこと。

親の性格に左右されることでしょう。難しい方もいれば、柔軟に対応できる方もいらっしゃるのでは。

仮に、老いを全く認めず、他人の手を借りることに反発される親の場合・・・ゆず吉と同じ、楽しくない未来が待っているかもしれません。「老い」を感じることは、恐怖や不安を感じることと同じことだと思います。それでも、老いる前に話をすることができれば、わかってもらえるかもしれません。

いくら払えるのか?

すべてはここから始まり、ここに行きつきます。

親はいくら持っていて、いくら入ってきて、今現在、毎月いくら使っているのか。

お互いに避けて通りたい話かもしれませんが、この点だけは、最初にじっくり話してみるしかありません。

これがわからない限り、何の準備もできません。親の介護の準備ができず、策も練れない以上、介護者自身のお一人様老後の算段など全く立てることもできません。そして、お互いに、全く楽しくない数年を過ごすことになりかねません。

ゆず吉の両親は、ゆず吉が幼稚園児のころには壁に離婚届が貼ってあったことを覚えているくらい、夫婦という名の同居人同士です。通院や家事、すべてにおいて互いに協力し合わないため、対応も後手後手となってしまいましたが、先に通帳を見せたのは母でした。でも、それは今から3年前くらいでしょうか。おかしいと思い始めて、介護保険の申請を行い、説得をし始めてから、7年も経ってからのことです。その母の様子を見て、さらに半年後くらいに、父も、自分のお金事情の一部を初めて開示してきました。

歩けるうちに、弱る前に、

元気なうちに、とは言いません。でも、歩けるうちに。弱る前に。病気になる前に。杖をつく前に。なぜ、資産開示が必要なのか、わかってもらうまで話すしかありません。おそらく、自分たちでなんとかできる、子供に迷惑はかけない、と仰ることでしょう。迷惑の定義は人それぞれと思いますが、親の思う迷惑は避けられないと思います。ネット上には、先輩介護者の様々な悲痛な経験談がたくさんあがっています。それを読み聞かせてみるしかありません。

もちろん、「心配ない」と言い切れるご家庭もあると思います。うらやましいです。お金に余裕があるだろうことがうらやましいのではなく、親の意識が高いということが、とてもうらやましいです。

じゃあ、どうする?

一人っ子ということは、親の介護方針でもめることもありません。親のお金を取り合いすることもありません。親の介護費用が足りないときに、誰が出すかともめることもありません。足りなくなったら、あなたが出すだけです。すべては、父・母・あなたの3人だけでなんとかしなければなりません。

最初から、通帳はどこにあって、ハンコはどにあって、と聞く必要はありません。ひどく反発されることと思います。かつてゆず吉両親にプレゼントしたエンディングノートは、一度も開かれることなく今も埃をかぶっていますが、そうしたノートは話のきっかけにもなってくれます。

親はいくら持っていて、年金はいくら入ってきて、今現在、毎月いくら使っているのか。まずは、家計を知ることが重要です。ぜひ十分に備えて、これから迎える介護を乗り切ってください。

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