一人っ子介護 第4の壁 人の手は借りないっ!という親、娘の手は人の手にあらず?
あれもいや、これもいや、年寄り扱いするなって言われてもねぇ・・・

シングル&一人っ子で週末中距離介護中のゆず吉です。

母が初めての大きな病気で入院する前から、両親から何度となく聞いたセリフ。

子供に迷惑はかけない!
年寄り扱いするなっ!
人の手は借りない!

でも、娘の手は、「人の手」ではないようでした。「子供に迷惑はかけない」って言ってなかったっけ?

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人の手は借りないっ!という母

20歳そこそこで家を出て自立し、もうずいぶん長い間、年に1~2度程度しか会わなかったのに、親にとって、娘の手は「人の手」ではないらしいです。

親だから当たり前だ、と思われる方がいらしたら、ゆず吉の意見には反感をもたれることだと思います。当たり前だから11年も続けているのですが、親の側の理解と準備で、介護者である子供の負担を少しでも減ることを願って書いていることをご理解ください。

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何をしてほしいのかを整理する

60代にできていたことが70代でしんどくなるのはわかります。母は毎日毎日、夫に不満を連ね、八つ当たりをし、父はそのせいかどうか、十二指腸潰瘍に胃潰瘍を繰り返し、常にイライラしていました。

まずは、母から。 じっくり話を聞いてみる時間をもちました。話は要領を得ず、愚痴か文句か不満ばかりですが、そこは辛抱強く聞き取りをします。要するに、何をしてほしいのか?何が不満なのか?

掃除機をかける、食事の支度や片付け、風呂掃除、布団干し、洗濯等々、つまり、母は家事をやりたくないということが判明。ところが、母の場合、家事をするのは、男ではないし、他人でもない。女がやるもの、だから娘がやるものである、という理屈です。

これ、もしゆず吉が一人息子だったら、言わなかったのかなぁ、と思うことがあります。息子だったら、「仕事」が免罪符になり、頻繁に呼び出されることもなかったのかもしれません。

次に父に聞き取りを行いました。至ってシンプル。妻の不満のはけ口にされていることが不満である。なるほど。たしかにそれは同情します。世の中、仲良しの夫婦ばかりではありません。互いを否定し合う同居人夫婦の場合は、身体の自由がきかなくなってきてからの老々住まいは互いにつらいばかりとなるでしょう。

ミタさんは雇えません

母の希望は、朝食の支度から夕食の片付けまで、家事はすべてやってもらいと言われても、、、、要求を満たすには、住込みの家政婦さんしか思いつきませんが、そこまでの財力は、親にもゆず吉にもありません。家政婦のミタさんだって、通いです。同居したとしても、仕事がありますので、平日は朝から夜まで、ゆず吉は家にはおりません。

お姫様願望?いくつになってもシンデレラコンプレックス?と思いきや、母が子供の頃、昭和の初めには、住込みの女中さんがいる家は、さほど珍しいことでもなかったようです。聞けば、子供の頃は商売で忙しい両親に代わって、家にいる「ねえや」と「ばあや」が家事・育児をしていたのだとか。そういえば、昭和の初めの映画では、家に住み込みのお手伝いさんがよくいました。ゆず吉にとっては、ドラマの世界のことでしかありません。

じゃあ、どうする?

ゆず吉はUターンを拒否。来るべき己のお一人様老後を考えると、これまで30年以上今の土地で築いた生活基盤を捨てることはできません。同居したいなら、こちらに来いと今も言い続けています。それが嫌なら・・・あとはもう他人の手を借りるしかありません。

そして、母の一言、人の手は借りないっ!説得は、また振り出しに戻る、です。

介護者である一人っ子の負担を減らすには、親の理解と早めの準備が鍵になります。十分学び備えてください。

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