このブログについて

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10年前、それまでの楽しいシングル生活が突然終わりを迎えました。まだ70代前半だった母が病気をして、誰かの手を必要とすることが多くなりました。

実家までは片道2時間。日帰りは不可能ではなく、戦争を知る世代の親も、またその周りも、当然のように子供が世話をするものと決めつけます。これが飛行機に乗っていく距離であれば、言い訳にもなったのかもしれませんが、頑張れば日帰りできる距離。されど往復、4時間。

あの日から生活は一変。何をしないといけなくて、どこまでしないといけないのか、逆に、どこまでしなくても許されるのか。親のことで相談相手もいない一人っ子、パートナーもいないシングルは、ネットで情報探しが介護のコトハジメでした。

どれだけ探しても、全く同じ境遇の人は、ゼロです。自宅で親のオムツを交換する毎日だという方に比べたら、偉そうに「介護」とは言えない程度ですが、シングル&一人っ子は自身の日々の生活や老後のためにも、どういう形であれ収入を得る手段を絶たれるわけにはいきません。親の世話はどこまで手を抜いてもよいのか、誰も答えをくれません。ぶつけどころのないイライラで、親に八つ当たりしたり、引きこもりになることもありました。友人の楽しそうな写真を見たくなく、SNSは全く見なくなりました。

それでも情報は必要で、そんなとき、ネットの情報や誰かのブログにたくさん助けてもらいました。

11年目に突入した今、これまでの御礼に、介護突入当時に知らなくて困ったこと、知っていれば別の道が歩めたかもしれなかったこと、高齢者介護という別世界のことを一つにまとめてみたいと思います。

このブログがこれから介護を始めるどなたかの助けになることを心から願います。